東海ステークス見解とピックアップの競走馬をご紹介していきます♪
◎ヴェンジェンス12秒4で動き抜群
ヴェンジェンスは2走前のみやこSで重賞初V。インティ、スマハマが前でやり合う展開の利はあったが、一気にまくっていけば、まとめて面倒をみるだけの決定力があることを証明した。
栗東坂路で降りしきる雨のなか、幸騎手が跨がって単走。前半は内ラチ沿いをゆったりと進み、残り300メートル付近からややペースを上げた。ラスト1Fは切れのいい脚さばきで12秒4。気配の良さが感じられる内容だ。
「前2週しっかりやったし、折り合いを重視したのでこれでいい。前走のチャンピオンズC(7着)は前の馬たちが強かった。次はフェブラリーSに向かうが、GIはメンバーが強いし、ここ目標にやってきて前哨戦という気持ちはない。右回りのほうがいいし、道中で包まれずにみやこSのような展開になれば」と大根田調教師。ジッと我慢の直線勝負だ。
※夕刊フジ参照
インティー
昨年は東海Sで6連勝、さらにフェブラリーSも勝ち、破竹の7連勝でG1馬へと登り詰めた。だがその後、かしわ記念(G1)で古豪ゴールドドリームの2着に終わると、帝王賞(G1)では1番人気ながら6着と完敗。さらに秋初戦のみやこS(G3)は、川田将雅騎手を背に1番人気に支持されるも、4角での不利もあり、まさかの殿負けを喫してしまう。
春から秋にかけて調子を落としたが、昨年最終戦となったチャンピオンズC(G1)では武豊騎手に手綱が戻ると、逃げて3着と結果を残してみせた。今回も引き続き武豊騎手が騎乗する予定。昨年の再現なるか。
【野中調教師】
「前走(チャンピオンズC=3着)は自分の競馬はできたし、それで負けたのだから仕方がない。中間は在厩調整で順調にやれている。目標はあくまで次のフェブラリーSだけど、ダートではトップクラスの馬。普通に自分の競馬さえできれば」
ヴェンジェンス
【大根田調教師】
「(当初はフェブラリーSも視野に入っていたが)東海Sが京都であるならと早めに(放牧から)戻した。(2走前のみやこSは快勝でインティ、スマハマなどを下したことについては)展開がドンピシャだった。はまればですね」
エアアルマス
【池添学調教師】
「前走(武蔵野S=11着)は厳しい形になってしまった。重賞での好勝負となると、いろいろと注文がつきます。モマれずスムーズな競馬をするには千八くらいあったほうがいいのかも…。改めてですね」
スマハマ
【喜多助手】
「前走は自分の競馬はできたけど、勝ち馬に有利な展開になったから…。中間は予定通りにきています。理想はやはりハナですね。自分で競馬をつくるタイプだし、勝つためには相手が嫌がることをしないと」
※調教で参照です。
また予想はUPします。